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デンタルケアの基礎知識

健康な歯を維持するために

ワンちゃんの乳歯は生後約1ヶ月で生えそろい28本あります。その後3〜7ヶ月で42本の永久歯に生えかわります。一方でネコちゃんの乳歯は生後約1ヶ月半で生えそろい26本あります。その後4〜8ヶ月で30本の永久歯に生えかわります。
健全な歯を失うことはワンちゃんやネコちゃんにとって大切な問題です。なぜなら健康状態にも悪い影響が出るからです。ものがしっかり噛めなくては食べるものを選ぶようになってしまいますし噛むチカラを正しく保つことも重要です。
そのためにはドライフード(総合栄養食)主体の食事にするのも有効ですが、大切なのはできるだけ小さいとき(子犬や子猫のとき)から定期的な歯磨きを正しく指導してもらうと良いでしょう。また定期的に獣医師の診察を受け、歯垢や歯石をとってもらいましょう。
よくある失敗を例にとると、飼い始めた頃には口臭がしないし歯もきれいなので歯磨きの意識が薄かったというパターンです。そのまま大丈夫だろうと気にせずに何もしない方が実際には多いのです。しばらくして『最近ペットの口がくさい』と思って歯をみたら歯垢や歯石で根元が黄色くなっていたというパターンです。
この段階で初めて歯磨きにトライする人が多いのでペットも慣れていないので嫌がるということになります。小さいときからしつけておけば慣れるのも早いし難しくありませんが、大人になってからケアするのはペットにも飼い主さんにもハードルが高いので早めのケアを心がけましょう。

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