3月から6月、9月から12月の土曜・日曜・祝日は、ペットのイベントが数多く開催されます。筆者も、2018年3月末に行われた「インターペット」と「FCIジャパンインターナショナルドッグショー2018」に子どもと犬を連れて行ってきました。今回は、ペット連れ、子ども連れでのイベントの楽しみ方をご紹介いたします。
第8回「インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア~(一般社団法人ペットフード協会、一般社団法人日本ペット用品工業会、メッセフランクフルト ジャパン株式会社主催、以下インターペット)」は、2018年3月29日木曜日から4月1日日曜日にかけて、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されました。
インターペットは、日本最大級の「ペットのためのイベント」。ペットフードはもちろん、デンタルケアや洋服、車、家、終活など、ペットの生活に関わるすべての展示会です。
年々、来場者が増えてイベントの規模も大きくなっています。2018年はなんと、商談来場者、一般来場者合計で4万2066人、1万6455頭のペットが来場しました。22ヶ国・地域から合計502の出展があるなど、過去最大規模だったとのことです。
「FCIジャパンインターナショナルドッグショー」は一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)本部が主催するドッグショーです。ドッグショーとは、そのワンちゃんが犬種ごとの理想像である「犬種標準(Standard : スタンダード)」を備えているかを審査する「品評会」。FCIとは国際畜犬連盟(Fédération Cynologique Internationale)の略で、毎年1回春に開催されるこのドッグショーは、初心者にもお勧めの大規模なショーです。「FCIジャパンインターナショナルドッグショー2018」では、のべ125犬種3500頭もの犬が出陳されました。
「インターペット」のような展示会は、各企業が自社の商品を紹介するさまざまなブースを出しています。
イオンペットとRV Land、RICOHは共同で、360°カメラ「RICOH THETA」の写真撮影サービスを行なっていました
車にワンちゃんと乗って、写真を撮ってもらうと……
車内で撮った360°写真の12面体ができるプリントを渡してくれます
特設ステージでは、犬の笑顔フォトコンテストの授賞式などが行われていました
ハッピーグルーミングコンテストでは、エントリーしたトリマーの皆様が日頃の練習の成果を競っていました
ベンツのブースでは、V-Classのトランクなどで写真が撮れました!
会場はあちこちにフォトスポットがありました。こちらは、ドッグラン「イーノの森」バーベキュースポットのテントです
ワンちゃんと参加できるイベントも多かったです。こちらは「イヌリンピック」の「タイムレース」。愛犬の足の速さがわかって楽しかったです!
いろいろなペットに会えるのも「インターペット」の面白いところ。今年はイグアナを連れて来場されている方がいました!
アース・ペット株式会社も出展しました!
猫ちゃんの「おそうじ不要使い捨てトイレ」はお問い合わせがとても多かったです!
ペットのデンタルケア製品「エブリデント」やドリンクサプリ
薬用ノミ、マダニとり&蚊よけ首輪なども展示しました!
また、5月5日(土曜日・祝日)、6日(日曜日)の午前10時から午後5時まで京セラドーム大阪で開催される「みんな大好き!ペット王国2018 ペットと人の快適生活」(http://www.pet-oukoku.jp/)にも、アース・ペット株式会社が出展します。ぜひ遊びに来てください。
ドッグショーでは各リンクで、犬種の審査が行われています。
シェットランド・シープドッグの歩様審査の様子です
各リンクには、審査員やスチュワード、そのリンクで審査されるグループと犬種、頭数、時間が表示されます。ちなみに、スチュワードというのはショーの円滑な進行のために、出陳犬の確認や審査リングへの入退場の促し、審査結果の記録などを行う人のことです。
各リンクの前に張り出されるその日の進行予定です
ドッグショーの鉄則は「早起き」。今年は朝8時30分から審査が行われました。JKCのサイト(http://www.jkc.or.jp/)には事前にタイムテーブルが公表されるので、自分のお目当ての犬種は何時からどのリングで出陳されるかを必ずチェックしましょう。
飼いたい犬種があるときは、ドッグショー見学は特にオススメです。そのワンちゃんのスタンダード(犬種標準)を知ることができます。
ミニチュア・シュナウザーの審査中です。どの子も美しいですね!
ドッグショーの審査はリングサイドなどで自由に見学できますが、ここは出陳している犬のオーナーや、犬を連れたハンドラーなどにとって人生を賭けた勝負の場所です。いわば、ワンちゃんやハンドラーはオリンピック出場選手で、私たちは観戦者。必ず、マナーは守りましょう。特に重要なのは、以下の3つです。
1. 撮影時は絶対にフラッシュやストロボをたかない。
2. リング内や、立ち入り禁止の場所には絶対に入らない。
3. 審査間近のハンドラーや出陳される犬に声をかけたり、触れたりすることは厳禁です。
お子様連れのときは、特に注意しましょう。そのほかのマナーについては、ドッグショーで配布されるパンフレットなどをよく読んでください。
全国から犬が勢揃いするのがドッグショー。ぜひ楽しんでくださいね!
※展示会、ドッグショーは、犬などのペットが同伴可能かにつき主催者ごとに異なります。来場前に、必ず主催者に問い合わせてください。