黄土色のチューブに入ったちょっとレトロな愛犬・愛猫用栄養補完食【スタミノール】は、発売から半世紀以上の超ロングセラー商品です。
レギュラータイプの他にビタミンとタウリンを強化したタイプや、コンドロイチンを配合したタイプもありますが、
お家に迎えたばかりの小さなわんちゃんや、育ち盛りのわんちゃんには、【子いぬ・子ねこ用】がおすすめです。
スタミノールは、とても口当たりがよくやさしい甘さで、わんちゃんがよろこんで食べてくれる味になっています。
主原料に小麦胚芽油を使用していますが、小麦胚芽油は1トンの小麦から100gも採れない貴重な植物油です。この中には、何千キロも飛び続ける渡り鳥のスタミナ源と言われているオクタコサノールが含まれています。
小麦胚芽油は1964年東京オリンピックの時に選手のスタミナ強化食として注目されました。
スタミノールも、この同じ年に小麦胚芽油入りペット栄養強化食として製品化されました。
子犬は目に入る物全てが新しく、一生懸命に遊ぶのが仕事です。
夢中で動き回っているうちに、急に「電池切れ」のように眠ってしまう姿は可愛いのですが、実はそうなる前に気をつけなければなりません。
なぜなら、子犬は成長のためにカロリーを多くとる必要があります。
成犬のように身体の中に余分に蓄えがないため、食事までの間にお腹が空いてしまったときなど、
激しい運動で身体に蓄えているエネルギーまで消耗してしまうからです。
また、夏バテや他の原因で食欲が落ちた時も気を付けなければなりません。
そのような時に、スタミノールは少量でエネルギーを補えるので効果的です。
また、子犬のしつけにもスタミノールはおすすめです。
好奇心旺盛な子犬は、なんでもかじって確認します。時には飼い主さんの手を甘噛みして、かじりがだんだんエスカレートすることもあります。
子犬のうちは咬む力がそれほど強くないのですが、成犬になる前にその癖を直しましょう。
スタミノールを飼い主さんの指につけて、指から直接与える練習をします。
そうすることで、「おいしい食べ物を与えてくれる手はやさしく接しなければならない大切なもの」と、だんだん学習します。
そのまま指にとって与えます。
ペットフードに混ぜて与える時は、トッピングよりもフードの粒全体にからめるとより効果的です。
1日に与える量の目安をご参考に与えてください。
環境や運動量、健康状態に応じて量を調整してもかまいません。
給与量の上下10~20%は、飼い主さんの判断により調整可能です。
与えすぎて害になる成分はありませんが、便がゆるくなる恐れがありますので、様子を見ながら調整してください。
1日の給与量の目安 1g=約2cm
子犬・子猫(2~12カ月)の体重 | 給与量 |
---|---|
1kg | 1.5g |
2kg | 2.0g |
3kg | 3.0g |
4kg | 4.0g |
5kg | 5.0g |
5kg以上 | 1kg増やすごとに+1.0g |