しつけ

トイレのしつけ<子犬編>

待ちに待った子犬が来ます。家族みんなそわそわ。
でも、いつからトイレのしつけを始めるの?

トイレのしつけは犬が着たその日からはじめましょう!
イラスト お家の中で、家族が集まるような部屋に、子犬用のハウスやベッドを用意し、その周りをケージで囲みます。普段子犬が暮らす場所です。そこから少し離れたところをトイレの場所とし、同じようにケージで囲み、トイレシーツを敷きます。最初は新聞を広げたくらいの大きなスペースで、トイレシーツをしきましょう。 まず、子犬に、「ハウスから出たらトイレに行く」という習慣をつけます。子犬の排泄は頻繁で、2〜3時間おき。タイミングは、目が覚めた時、水を飲んだ後、遊び始めや動き出したとき、食後です。成犬になると、回数は少なくなり、1日2回程度になります。
ほめてあげるのを忘れないで!
子犬がトイレシーツの上をくんくん嗅ぎながらくるくる回ったら、トイレの合図。ちゃんとトイレシーツの上にオシッコできたら、ほめてあげましょう。ごほうびは、おやつをあげたり、遊んであげたり、なでてあげたりということです。
排泄後は、トイレシーツを取り替えましょう。ワンちゃんはきれい好きなので、汚れたトイレを嫌います。
何度かトイレに連れて行くことを繰り返したら、今度は自分でトイレに行くようにしてみましょう。
トイレのケージを開けて、子犬が自分でトイレシーツにいけるようにします。
イラストそれがうまくいったら、ケージを取り外したり、トイレシーツの数を減らしてトイレの面積を小さくしていきます。
『ジョイペット ザ・しつけ トイレの学習』は、ワンちゃんの好きなニオイでトイレまで誘導し、そこがトイレであると認識させる2つの成分が入っているので、トイレシーツにスプレーすると、トレーニングがスムーズに進みます。
そそうをしても叱るのは×
もし、別のところで排泄しても、無視して、静かにきれいに掃除をしましょう。
そそうは絶対にしかってはいけません。排泄自体が悪いことと思ってしまい、がまんしたり、かくれてしたりするようになることがあります。

室内でトイレが出来ると、台風で外に出るのが危険な時、ワンちゃんが怪我をして外に行けない時、飼い主さんが風邪をひいたりして寝込んでしまった時などを考えると、とても安心です。
室内のトイレ・トレーニングが難しい子もいますが、ワンちゃんのためにも、ぜひおおらかな気持ちで気長に教えてください。

1トイレは静かな場所が効果的。
2食事の後、目覚めた後、床を嗅いでくるくる回っている時は、トイレのタイミング。
最初はトイレシーツまで愛犬を連れて行きましょう。

3トイレシーツ以外の場所でそそうをしてしまった場合は、叱らずにおしっこのニオイが残らないようによく拭くこと。
4トイレシーツの上できちんとおしっこ・うんちができたら、その場でほめてあげましょう。根気よく何度もくり返すことで学習します。

愛玩動物飼養管理士、ペット栄養管理士 斎藤悦子